空き家投資サポートメルマガバックナンバー96「起業家気分」

こんにちは、ベルの礒崎です。

最近、フェイスブックなどで投稿した
記事が結構反応がよく、

それが発展して、宮崎県で講演を依頼
されてしまいました^_^

もしかしたら既に読んだ方もいるかも
しれませんが、こちらのメルマガでも
以下の内容、共有します。

追い詰められる度に思ったこと

続きは編集後記で、、、

(メインセミナーページ)

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さて、本編に入ります

(前回からの続き)

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※最近メルマガ読者登録された方へ※

このメルマガでは、私、礒崎が

サラリーマンを辞めてから、どんな

経緯で空き家再生型不動産投資手法

を身につけたのか、当時を振り返り

ながら連載形式で配信しています。
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突如手に入れた300万円。

他にも210万円を手に入れて

合計510万円。

これにより、数ヶ月は生活できました。

当時、私は色々なセミナーに参加して
いました。

不動産投資のセミナーだけではなく
株式投資や起業、経済全般など、様々な
お金がらみのテーマのセミナーに参加し
勉強を重ねました。

なぜなら、全ての経済活動を見渡せるように
なり、あらゆる経済活動が相互にどう影響
し合っているのか理解できる能力を高めて
おきたかったからです。

するとセミナー会場で知り合いが
でき始めます。

そして後日改めて会ったりして飲みながら
色々な話をしたりしていると

一緒にこういうビジネスやろうよ、みたいな
話で盛り上がり始めたりします。

そして大抵、一定の確率で
本を出している人が混じっていたります。

「本を出している人」

というインパクト。不思議なものです。

なんか、とてつもない有名人と出会えて
しまったようなトクした気分になります。

特に、自分がフツーのサラリーマンを
していて、なんの変哲もない日常ばかり
過ごしていると、免疫がないので

すごーい!すごーい!

みたいな感じで、無条件で、その著者を
奉ってしまったりとかします。

私は色んなセミナーの参加を通して
本の著者と一緒に飲む機会がありました。

その方の本は、なんていうんですかね、
不動産投資関係であり、

私が何億稼いだ、何とかかんとか
みたいな、資産アドバイザーなのかな?
お金のプロなのかな?という印象を
与えるタイトルの本を出していました。

いやあ〜〜〜
こんなビッグでグレイトでスペシャルな
人と、お話がてきてしまうなんて、俺は
なんてラッキーなんだ!

とか思ってしまいます。

そして色々と話が盛り上がり、一緒に
ネット物販ビジネスをやろう、という
話になりました。

うおお、こんなビッグでグレイトで
スペシャルな人と事業をやれるなんて!
成功間違いなしじゃないか!上場とか
なっちゃったらどうしよう!

免疫がないと、こんな感じになって
しまいます。

で、この事業ですが、結論から言うと
すぐ失速し、すぐ失敗しました。

最初は話が盛り上がります。
夢いっぱいで。

こんなに前向きな人達で集まって
スピードカン満載でガンガンと
ビジネスやっていくのあかー

かっこいいー

新しい時代の生き方だぜー

こんな気持ちで満ち溢れました。

(次回へ続く)

【 編 集 後 記 】

追い詰められる度に思ったこと

今から何か新しいことを探したり
開発したり情報収集しているヒマなど
一切ない。

種まきをして、そのうち形になるのを待つ、
とか、少しずつ経験を積んでいって
近い将来ものにできれば、などという
悠長なことなど一言も言っていられない。

今すでに自分が持っている持ち駒のみで、
今すぐ即金でお金を稼ぐしかない、という
結論にしか至れない。

となると、既存のものを新結合することしか
選択肢がなくなる。

当時は新結合というより、持ち駒の配置換え
という感覚があった。

それが以下の活動であった。

礒崎の過去の活動

〈成果〉
万策尽きた。もう終わった。と、思ってから
翌月にいきなり即金で200万円を稼いだ

〈やったこと〉
ヤフオクだけ。
しかもヤフオク初心者だったのに。

まずは自宅にある不用品を片っ端から、
言い訳抜きで売って売って売りまくった。

通常であれば、

「こんなもん売ったところで来月の家賃や
水道光熱費の足しにもならない。
こんなことやったって無駄だよ。
それよりも、もっと他のことをやろう。」

と、思ってしまう。間違いなく。
しかし、だからといって他に即金でお金を
稼ぐ方法は知らない。

だから、いつまで経っても1円も稼げないまま
ただただ延々と悩んでいるより、

こんな自分でもゼロから10円を生み出せた
という活動をしている方が何千倍も価値がある
と考えた。

集中したことは以下だけ。

「出品する」

これだけ。
ひたすらこれだけに集中した。

これなら才能はいらない。
誰でもできる。
俺でもできると思った。

人間、余裕がある時は、
だいたいこんなことを言う。

出品するっていう操作がよく分からない。
難しそう。やったことない。

商品の写真て、どういう写真じゃなきゃ
いけないの?

商品説明の欄には何を書かないといけないの?

商品配送方法て、よく分からない。
メール便?ヤマト?ゆうパック?
難しそう、、、

こんなようなことをゴチャゴチャと言い、
そのうち、こんな手間がかかって、
稼げる金額が小遣い程度ならやってらんない。
割に合わない。やめよう。となる。

でも、稼げる能力がない、才能がない人間は
そんなことは言ってられない。

手を動かせ
手を止めるな

これしか思わない。

その結果、「万策尽きた。もうダメだ。」
と思っていた人間が、

たったの1週間で10万円弱を即金で稼げた。

目玉が飛び出るくらい画期的だと思った。

あれだけ、もうダメだと思っていたのに。

こんなに短期間で10万円。
即金。
コストゼロで。

あれだけ落ち込んでいたのに、
諦めていたのに、

元気が出てきた。

楽しいとすら感じ始めてきた。

意外と、普通の各家庭の不用品のみを、
単にヤフオクに出品する、というだけで
10万円は作れるということに気づいた。

おそらく、何の変哲もない、普通の家庭で
あっても、少なく見積もっても、

現金で10万円以上の価値は眠っている。

しかもそれは自分達がゴミだ不用品だと
思っているものが対象。

しかも才能はいらない。

出品する

これだけでいい。

次に行ったこと。
それは、友達全員にメールを送信した。

その結果、1ヶ月で即金で現金で200万円を
生み出した。

何をやったかというと、以下の内容の
メールを全員に送信しただけ。

「家の中にある不用品を全て譲ってください。」

これだけ。

ただし、これだけだと怪しまれてしまうので
正直に事情を説明した。

会社を辞めて今日までやってきたけど、
ついにお金がなくなってしまった。

お金を稼がないといけない。

だから、いただいた不用品を全てヤフオクで
販売するつもりだ。

もし売れたら売上の半分を支払う。

だから協力してほしい。

うまくいけば、何年も先送りにしていた
断捨離を即実行できるし、
断捨離の結果、家は広くなるし、
副収入も入ってくるし、

あなたにはメリットばかりだ。

こういうことを強調した。

その結果、稼ぐ才能ゼロの礒崎が、即金で、
現金で、先行投資ゼロで、200万円を
生み出した。

というか、稼ぐだけなら、才能は不要である
ということがよく分かった。

上記の結果、さらに気づいたことがあった。

それは、普通の人であっても、
かなり高額の不用品を山ほど眠らせている、
という事実。

金目のものに目をつけているのではなく、
不用品を対象にしているので話がやたら
まとまりやすい、ということ。

こうしてさらに活動しているうちに、
ホリエモンに六本木に呼び出され、
一緒に会社を作り、代表取締役に就任する、
というところまで到達した。

経緯を説明すると以下の通り。

当時、ホリエモンは刑務所から出所した
ばかりだった。

彼は宇宙事業、ロケット事業をやると
言っていた(以前からだが)。

なぜそんな事業をするのだろう?
と思ったので調べてみた。

その結果、分かったことは、
誰もが安い料金で宇宙を往復できる世の中に
したい。ということだった。

なるほど、それは人類にとって
良いことだと感じた。

きっと彼の事業は、いくらお金があっても
全然足りないだろうと思った。

であれば、ゼロからお金をいくらでも
生み出せる方法をホリエモンに教えて
あげようと思った。

それによって人類にとって良いことを
してくれるのであれば教えてあげても
構わないと思った。

それに彼の人脈から調達できる
「高額な不用品」は、かなりの額になり、
事業推進に非常に役立つだろうと思った。

そこで彼にメールをし、このヤフオク手法を
伝えた。

その結果、彼から返信があり、六本木で
打ち合わせをしたい、という申し出があった。

当日はホリエモンのほかに、
彼の知り合い事業家
(そのうちの一人が杉本宏之)が同席
していた。

5、6人はいた。
そこで僕は、自分が体験したことを
洗いざらいしゃべった。

全員、非常に驚いた顔をしていた。

そして、堀江、杉本、礒崎で会社を
やることになった。

以上です。

万策尽きた、もうダメだ。から始まって
ホリエモンとの起業に至るとは
想像できなかったが、

イノベーションレベルの活動はここまで
波及するのだな、と当時を振り返ると思う。

イノベーションを最初に唱えたのは
シュンペーターという学者だ。

シュンペーターは

イノベーションを「新結合」である、と
唱えた。

当時の新結合とは

不用品+一般の人達の断捨離ニーズ+ヤフオク

だったのかな、と思う。

シュンペーターによるイノベーションの
類型に当てはめると、

1.新しい生産物の創出
(プロダクト・イノベーション)
2.新しい生産方法の導入
(プロセス・イノベーション)
3.新しい市場の開拓
(マーケット・イノベーション)
4.新しい資源の獲得
(サプライチェーン・イノベーション)
5.新しい組織の実現
(組織イノベーション)

のうち、

4.新しい資源の獲得
(サプライチェーン・イノベーション)

に該当するのではないかと思う。