バックナンバー52「お金がなくても狙われる」

こんにちは、ベルの礒崎です。

先日、輸入もののジャムを買ったのですが

フタが固くて絶対にあかない!!

食べたくて仕方ないものが、あと一歩の

ところで食べられないのって妙にハラが

立ってきますね!くそー

なんていうか、海外のものは消費者の

利便性、ちっとも考えてくれてなくて

「密封できてりゃそれでいいっしょ。

そのあとのことは知らね。」

みたいな感じですね!!

でも、ドライヤーでフタを温めたら

難なく空きました^_^

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さて、本編に入ります

(前回からの続き)

※2005年-2006年当時の私の実際の話です

※当時はサラリーマンをしていました

問答無用で入院させられてしまい

病院のベッドの上で完全に戸惑って

いました。

病院の売上を上げたいもんだから

腸閉塞だなんてでっち上げられて

いるだけなんじゃないか、このまま

騙されっぱなしでいいのか?くらい

に思ったほどです。

まあでも、もう仕方ない。

寝るのが大好きなので好きなだけ

寝ることにしました。

結構幸せな時間でした。

入院大好き。

数日して不動産屋の専務から電話が

ありました。

突然、入院するハメになったことを

伝えたら

「ウソだあ~~」

と言ってショックを受けている様子

でした。

そりゃそうですよね。

1回目の約束、キャンセル。

2回目の約束も地震で止むを得ずキャンセル

3回目は「入院しました」でキャンセル

取って付けたウソついてキャンセルしてる

けど、要するに直前で怖気づいただけだろ

と思われてしまったのだと思います。

不動産取引ではよくあることですからね。

散々不動産屋を連れ回して、散々物件の

内見をさせて、散々色んな資料を要求した

挙句、

やっぱり怖くなってきたので

買うのをやめました、というの。

でも本当だったんです。

今から振り返ると、そのおかげで私は

助かりました。

どう考えても、あんな中古物件、絶対に

買ってはいけませんでした。今ならよく

分かります。

後日、私はこの件を振り返り、痛感した

ことがありました。

当初、私はお金を取られてしまう人間と

いうのは、お金を持っている人間が対象

になるとばかり思っていました。

私は全然お金を持っていなかったので

お金を取られる心配はしなくていいと

思っていたのです。

実際は違いました。

手持ち現金がなくても信用があれば

取られてしまうのです。

ここで言う信用とは、金融機関からの

信用です。信用はお金に変えられるの

です。

一般的には、サラリーマンの場合

「勤続年数」が、それにあたります。

金融機関は、この「勤続年数」の長さ

を信用と判定しお金を貸してくれます。

お金を取ろうとしている連中は、その

人間に手持ち現金がないことが分かると

その人物の信用に狙いを定めてくるの

です。

日本には、手持ち現金がなくても

勤続年数という名の信用を持って

いる人は沢山います。

だから、知性がないけど無意味に

信用だけは持っている「投資家気分」

の素人を捕まえて、

その人の信用を使わせて借金させ、

しょうもない物件を売りつける。

知性がなくて信用だけ持ってる素人は

とてつもなく愚かなことに

不動産屋のことをプロだと思っているので

「プロがオススメと言っているのだから

きっと良い物件なのだろう」と思い、

知的努力を放棄して、

「あの人は信用できるからな」

などと言って要するに言われるがままに

しょうもない物件を

「これは投資だ」

と言って買ってしまいます。

当時の私には、そんなカンタンなことも

分かりませんでした。

ちなみに補足説明します。

不動産屋はプロではありません。

素人です。

厳密には、

不動産を流通手続き(つまり売買)する

プロであって

不動産投資の素人だ、ということです。

宅地建物「取引士」という名前を見れば

分かる通りです。

投資のプロだったら、仲介業は

やってません。

不動産投資が成功した暁には、

将来不動産仲介業やるぞー!

とは思わないですよね?

もし自分が、不動産流通手続きのプロに

なりたいとか、不動産仲介会社に就職

したいのであれば

彼らにアドバイスを求めるのは正しいです。

しかし、投資のアドバイスを求めたいので

あれば

不動産仲介業者にアドバイスを求める

のではなく

不動産投資家にアドバイスを求めなければ

なりません。

不動産の世界では色々なセミナーが

あります。

ちゃんと統計を取って調べたわけでは

ありませんが

世にあるセミナーの大半は

不動産仲介とか建築業とか、そういう人達

つまり投資家に土地や建物を売ることに

よって利益を得るビジネスモデルの人達が

まるで投資家支援業、投資家育成業のような

体裁でセミナーしています。

(もちろん違法ではありません)

彼らはプロです。

何のプロかというと、


土地や建物を売るプロです。

投資家としては素人です。

土地や建物を売るプロということは

つまり、

本来であれば高値で売れないようなものを

セールストークや演出によって高く売る

能力が優れている、という点においてプロ

だということです。

投資の基本は、なるべく安く買うことです。

それなのに、高く売るプロにアドバイスを

もらったり、彼らのセミナーで情報収集

しながら投資をするというのは

私には理屈が合わない気がしてならない

のです。

ただし不動産仲介業者がダメだ、と言って

いるわけではありません。

不動産売買手続きのプロとして

彼らを認識し、

自分は投資家として彼らをいかに

有効活用するかが重要だということ

です。

自分は不動産投資家なのに、

投資について自信がないから

不動産仲介業者に投資のアドバイス

を求めることがダメだ、と言いたい

のです。

さて私は病院で膨大な時間を持て余す

ことになりました。

そこで徹底的に、読みかけになっていた

沢山の本を徹底的に何度も読もう、と

決めました。

(次回へ続く)