バックナンバー25「投資も起業も絶対にイヤだった」

こんにちは、ベルの礒崎です。

私は2006年にサラリーマンをやめ、

現在に至りますが

昨夜は最後に私が勤務していた

会社の社長と会って飲んでました。

会社を辞め、独立してから、本当に

社長と友情をかわすことができました。

みなさんも、もしいずれかのタイミング

で会社を辞めることを考えているなら、

是非、会社を辞めたあと、社長と

仲良くなれるような関係を作って

みてください。

とてもかけがえのない相手になりますよ^_^

さて、本編に入ります

今日からは、私が不動産投資に興味を

持つようになったきっかけ、

そして興味を持ってからどんな活動を

経て現在に至ったかについてお話

しますね。

私はもともと投資とか起業には一切

関心がありませんでした。

いや

投資や起業なんて冗談じゃないと

思っていました。

投資?

バカ言うな、ズルしてカネを稼ぐ

つもりか?!マジメに働け!

起業?

失敗して路頭に迷って首吊り自殺なんて

ことになったらどうするんだ!

そう思っていました。

ただ、頑張ってお金を稼ごうとは前から

思っていました。

18歳くらいの頃、ボンヤリと思っていた

のは

せめて年収1億円くらいにはならないと

安心できないなあ

ということでした。

ちゃんと計算したわけではありませんが、

たとえば

私には両親と兄弟2人がいます。

そしてもし将来、結婚したら

妻の両親と、そして姉妹もいるかも

しれない、と仮定しました。

それら全て合計して、自分含めて10人

いるとして

まるで全員が示し合わせたかのように

同時にガンになったとします。

そして、1人あたり治療費500万円

支払えば命が助かる、という状況に

なった時に、

もし私が年収400万円前後しか稼いで

いないとしたら、

誰1人助けることができず、情けなさと

後ろめたさと、悲しさと、無力感で

絶望して、

いつまでも悲しみをひきずってしまうな

と思いました。

そんなのはイヤで、

本当の本当に誰かが困った時に

私のことを思い出してくれれば

危機の時の最後の防波堤になって

あげられるな

と考えたのです。

そして

そんな危機的状況になってから

慌てて年収1億円を目指しても

当然間に合わないので、

何にもないうちから

みんなまだ健康でいるうちから

まるで危機が目の前に、待った無しで

今まさに迫っている状況と仮定して

本気で年収1億円を必達目標として

目指すことにしよう、と

胸の内に秘めておきました。

たまに人に言うことはありましたが、

アホか

と、言われるのがオチでした。

それはどうでもいいとして、

平常時はバカにされても構わないので

緊急時に、せめて身内全員を

助けられる男になっておこう

と思ってました。

ただ、投資や起業は絶対にイヤ

だったので

ガムシャラに頑張ってサラリーマン

として出世して年収1億円になろう

と思っていました。

だから

せめて新規開拓営業マンでは

ナンバーワンくらいにはなって、

アメリカの公認会計士の資格

くらいは取って、

ITを自在に使いこなすくらい

にはならなければ、

と思い、

20代の9割の時間と、

20代で稼いだお金の8割くらいを、

全て自己教育投資に振り向けました。

おかげで貯金は全く貯まらず、

20代の時の最高残高は、確か

35万円くらいです。

40万円の大台に乗ったことは一度も

ありませんでした。

とても苦しかったですが、でも充実

していました。

なぜなら、この、1日1日の痛みが

未来につながっているな、

という感覚を持てたからです。

生きていて最も辛いこととは

万策尽きた

と、思ってしまうことだと考えて

いました。

それに比べれば、

未来に繋がる毎日の痛みなど、

イタ気持ちいいくらいだろうと

思ってました。

(ちなみに私はマゾではありません)

あと何より、

私は普通の人と比較して、とても

能力が低いのです。全般的に。

これは謙遜して言っているのではなく

本当にそうなのです。小学生とか

中学生の頃の私を知っている人なら

絶対に信じてくれます。当時のことを

よく知ってますから。

だから

普通の人と同じ程度の生き方をしていると

どんどんまわりに置いていかれてしまい、

最終的にはマトモに生きていくことすら

できなくなります。

知ってますか?劣等生の心情。

毎日不安なんです。

どんどん置いていかれて、

距離が広がっていって、

そのうち親切にしてくれる人が

少なくなって、

まわりを見たら、ひどい人達

ばかりに囲まれている。

尊敬できる人など1人もいない。

そうなってしまうので、

頑張りすぎ、くらいで、ようやく

平均的な人間になれて、安心感を

得ることができるのです。

仕方ないですよね、先天的なもの

なんですから。

ただ、そういう特質のおかけで、

ひとたび学んだことは、忘れません。

血肉になります。

というか、それくらいの習得レベルに

なるくらい、しつこく勉強するという

スタイルを身につけました。

性格も、慎重で、保守的になって

いきました。

だから、投資とか起業なんて、やるわけ

なかったのです。

就職以外、興味ありませんでした。

そんな私が、なぜ投資や独立を選ぶ

ようになったのか。

次回はそのへんのお話をしますね。