バックナンバー27「利益を生むための会計の本」

こんにちは、ベルの礒崎です。

最近、カボチャの馬車の事件に

引き続いて、TATERUの事件が

目立ってきていますね。


 
カボチャの馬車事件によって

不動産投資向け融資がいきなり

厳しくなりましたが

今回の事件によって融資引締めが

さらに加速するかもしれませんね。

そしたら不動産市況ってどうなって

しまうんですかね?

私は経済の専門家ではないので詳細

はよく分からないですが、

ただ経験則で絶対的に自信をもって

言えるのは、

前々から知性向上に投資をしてきた人って

こういう経済パニックとか不況とか大暴落

とか起きると

たいてい大儲けのチャンスだったり

するんですよね。

さて、本編に入ります

先輩からもらった

「金持ち父さん貧乏父さん」

という本。

わざわざ本代を支払ってまで読もう

とは思っていなかったですが、

とても評価の高い本だし、

共著者が米国公認会計士だし、

今回たまたま先輩からもらえたし、

ちょっと読んでみるか、と

思ったのです。

その頃は、「金持ち父さん貧乏父さん」

が話題になってから結構遅いタイミング

でした。

そして読んでみた結果、

印象としては「なるほどね!」という

感じでしたが、でもそれで投資や起業

をしようとは思いませんでした。

不動産投資というと

短視眼的な転売によって売却益ばかり狙う

「土地転がし」

という浅はかなイメージばかりでしたが

そうか、よく考えると家賃収入という

ものがあるかー

家賃を支払う人間がいるということは

家賃を受け取る人間もいるってこと

だよなー

家賃収入か。うーん手堅い。

なんで今まで気づかなかったのだろう?

不動産投資って、代々の資産家とか

元からの大金持ちだけがやること、

とは限らず、

知性さえ高めれば誰でもできること。

むしろ不動産投資はお金がなくても

できる唯一の投資であること。

そしてこの本は「会計の本」であるにも

関わらず利益を創出していくための内容

であり、とても画期的だと思いました。

(会計本は普通メチャクチャ退屈)

私が新規開拓営業マンをしていたにも

関わらず、米国公認会計士の勉強を

していた理由は、

決して、経理職にキャリアチェンジ

したいとか、監査法人に就職したい

と思っていたからではなく、

売上を上げるだけしか能のない

ビジネスマンになるのは嫌で、

財務のプロとしての素養も持っておきたい

と考えたからです。

でも

米国公認会計士の勉強を一通り勉強して

分かったことなのですが

公認会計士とは、

会計帳簿の作成に詳しかったり、

会計帳簿のチェックが詳しいだけ

なのです。

つまり帳簿をミスせず正確に作る

プロです。

決して攻めの財務戦略のプロでは

ありません。素人と言ってもいい

と思います。

だから、このまま公認会計士の勉強

に人生のほとんどを費やしても

なんだか意味ないな

と、薄々思うようになっている時期

でもありました。

でも米国公認会計士には膨大な人生の

時間と膨大な学費等を注ぎ込んでいた

ので、それを正面から認めたくない、

という感情がとても強かったです。

そして、私が当初からイメージして

いた財務戦略のプロとは

「金持ち父さん貧乏父さん」に書かれて

いる内容の方でした。

本当に自分が学ぶべき会計学とは

米国公認会計士ではなく、

「金持ち父さん貧乏父さん」なのでは

ないか。

そう感じるようになってきました。

なので、この本は米国公認会計士の

資格を取得した後に、

改めてきちんと

まるで受験の参考書のようにきっちりと

読み返して

しっかりとその内容を身につけようと

心に決めました。

しかしその後、またしても

ある勘違い

をきっかけにして

急速に私の人生を、

いかに雇用されるか

から

いかに投資家や起業家として強く

生きていくか

に、大きくシフトチェンジしようと

決意したのです。

あれだけ、あれだけ嫌で仕方なかった

投資や起業の世界に。

(次回へ続く)