バックナンバー34「フツーのお兄ちゃん」

こんにちは、ベルの礒崎です。

先日、元・不動産屋に勤務していた

人と会話しました。その人はいま、

ベルのリフォーム案件をよく対応して

くれているリフォーム業者さんです。

彼が言うには、不動産業界はほんとに

怪しい人達がとてつもなく多いという

ことでした。

前々から不動産業界は怪しい人が多い

とは漠然と聞いてましたが、具体的な

体験談を聞くと本当ににひどいですね。

登記簿を改ざんして抵当権が設定されて

いないように見せて手付金をもらったあと

行方不明になるとか、

ある四角い土地を購入したら、その土地

の周囲をぐるっと囲むように10センチ幅

の土地を既に購入して待ち構えていて、

その10センチ幅の土地を法外な値段で

売りつけてくる業者とか、

そんなの、しょっちゅうだそうです。

だから空き家物件、ボロ物件を対象に

した不動産投資は本当に安全で高利回り

ですごくいいと思うと言ってました。

なぜなら激安ボロ物件には、そういう

悪い人が来ないからです^_^

さて、本編に入ります

(前回の続き)

前回と前々回のメルマガでは

会計学の重要性について書きましたが

シャロン・レクターさんの講演会に

参加した話に戻しますね。

講演会会場をよく見ると、

シャロン・レクターさんの横に立っている

何人かの若い男性がいました。

「シャロン・レクターの横に一緒に

立っているなんて一体誰なんだろう」

そう思いました。

そして講演会が進むうち、

シャロン・レクターは不動産投資の

良さについて語り始めました。

そしていきなり、シャロンは、横に

立っていた若い男性I氏に話しかけました。

I氏は驚いている様子でした。

シャロン

「あなたは投資用不動産を

いくつ持ってますか?」

I氏

「え?!あ、みっつです。」

シャロン

「毎月の家賃収入はいくら?」

I氏

「毎月××万円です」

聴衆

「おおおーー」

シャロン

「最初の一軒目を投資した時どんな

気持ちだった?」

I氏

「すごく怖くて捺印する手が震えてました」

シャロン

「2軒目の投資の時は?」

I氏

「少し慣れました」

シャロン

「3軒目の時は?」

I氏

「全然怖くありませんでした」

(会場どよめき)

このやり取りは当時とてもインパクトが

ありました。

なぜなら当時は、そもそも普通の人が

不動産投資をしていること自体、大変

珍しく、お給料以外に家賃収入を得て

いる人間が現実に目の前にいるのが

まるで奇跡でも見ているようでした。

しかもそのI氏、ヒラヒラのTシャツを

着たフツーのにいちゃんなのです。

こ、こんな人が、3つも物件を保有し

毎月の家賃を得ているなんて、、、

彼は一体誰なんだ!

ていうか、何でシャロン・レクターと

仲良くやり取りしてるんだ?!

驚きと、羨ましさと、混乱とが

ごちゃ混ぜになりました。

(次回へ続く)