バックナンバー69「社会から必要とされる投資家に」

ベルの礒崎です。

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

◆ 目 次 ◆————————-

1. 必要とされる人、必要とされる投資家

2. 短距離走か長距離か

3. 目標に近づく投資と遠ざかる投資

4. 50兆円を築いた男の言葉

5. 無形資産を創るか、無形負債を背負うか

6. 共に歩みましょう

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1. 必要とされる人、必要とされる投資家


新年早々いきなりですが質問をさせて

ください。

何歳になっても、

いつまでも誰からも必要とされる人って、

どんな人をイメージしますか?

逆に、

年齢を重ねるにつれて、

どんどん人から必要とされなくなり

寂しくなっていく人って、

どんな人をイメージしますか?

私にも正解は分かりませんが

必要とされる人って、

誰かの悩みに対して、

まるで自分のことのように

一生懸命考えてくれて、

何か自分にできることはないかな、

と考え、行動してくれる人だったり

余計なおせっかいと揶揄されるかも

しれないけど、

でも人を少しでも喜ばせようとして、

自分に何かできないだろうか、と

日々考えている人、

ではないでしょうか?

もちろんそれらを完璧にできる人は

少ないと思いますが、

でも、

やろうとしているだけでも、

何もしない人

より全然違うのではないかと思います。

そして、

年齢を重ねるほどに

誰からも必要とされなくなって

しまう人とは、

まず率先して自分の欲望を満たすことに

躍起になり、目を血走らせているような人

または、そこまで欲深ではなくとも、

他人の悩みに関心が低い人

というイメージがあります。

私達が新年に皆さんに提言したいこと。

人から必要とされる投資家を

目指しませんか?

自分が欲しいものを最初に求める投資家

ではなく。

チャンスに目を血走らせているのではなく

人の悩み、社会の問題に関心が強い投資家に。

それが問題解決型投資家です。

人から必要とされる投資家に

年齢制限はありません。

性別も出身も関係ありません。

特権志向型の思考のまま、

もっといい「テクニック」はないだろうか

とさ迷っていても、

その世界の力学から出られません。

まずは、どんな投資家に「なる」か選ぶこと。

これが重要だと考えています。

2. 短距離走か長距離か


とりあえず手っ取り早く

比較的短期間で儲けるには、

まず自分の利益確保を最優先に考え

行動すれば、実際に結果が出るのは

よく分かります。

そこそこ儲かる場合が結構あります。

その利益で贅沢な生活ができてしまう

快感も理解できます。

他人を賢く出し抜いたことによる、

ある種の楽しさ、優越感も何となく

分かります。

投資の世界、事業の世界では、

知識や経験が浅く、

感情的試練もくぐり抜けていない人達が

毎年毎年、一定数参加してくるので、

そういう人達を待ち構えて

古典的な手法で引っ掛けて、

比較的簡単に儲けられる方法があるのも

知っています。

短期的には、この儲け方は非常に効率的です。

それこそ真面目にビジネスやってるのが

バカバカしくなるくらい。

儲けられます。儲けられますが、

このやり方で長い人生を進んでいくと

仮に財産が沢山増えたとしても

一体どんなゴールにたどり着くでしょうか?

最終的な長い人生の総決算を、

どのような形で迎えることになるで

しょうか?

大勢の人達が純粋な気持ちで

自分のまわりに集まってくれて

いるでしょうか?

身内にすら疎まれながら、

毎年毎年、

人が離れていき、

「ああ、俺は本当に誰からも

必要とされていないのだな」

と思い知らされながら、

今年もまた無駄にひとつ年齢を重ねてしまった

と思う人生にならないでしょうか?

人間は、若いうちは、

ただ単に若い

というだけで、一定の価値があります。

なかなか自覚できませんが。

そうなると、大勢の人達から必要と

される人間って、どんな人間だろうか?

と真剣に考える必要があまりありません。

考えさせられることもありません。

そして考えさせられる時期に

差し掛かった頃には

もう手遅れ

という場合が多いように思えます。

そうでなければ「無縁社会」などと

いう言葉なんて登場しないと思います。

(無縁社会とは)

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/無縁社会

経済的成果を絶対のゴールにし、

短距離走型で進むと、

人生の結末はこうなるように思えて

ならないのです。

3. 目標に近づく投資と遠ざかる投資


そもそも投資とは何でしょうか?

何のために行うものでしょうか?

極論すれば、投資とは幸せになるために

行うものです。

お金を増やすために行うのではなく

幸せになるために行うものです。

その手段のうちの1つとしてお金を

増やしているに過ぎません。

目標達成につながらないお金では

意味がないのです。

となると、

目標達成につながる「稼ぎ方」

目標達成から遠ざかる「稼ぎ方」

これに常に敏感でいる必要が出てきます。

お金は使い切れないくらい増えたけど、

その結果、不幸に辿り着いた、では、

その投資は失敗

なのです。

ただお金が増えただけであり、

失敗

なのです。

要するに、100歩進んで

110歩戻る必要がある状況になっただけ。

年齢を重ねて。

長距離走の視点を欠いた、未熟な行動の

ツケを支払うのは大変だと思います。

以前ソフトバンクの孫さんが

「新30年ビジョン」というものを

発表した時、

人間にとって最大の悲しみは、孤独。

と言っていました。

もしも、投資によって使い切れないくらい

お金を増やせたとしても、その行為が、

人間にとって最大の悲しみへ到る道

なのだとしたら、まったく意味がないの

ではないでしょうか?

人々が自分に寄り付かなくなってしまう

ような稼ぎ方が上手になってしまった人は

どうなってしまうのでしょうか?

私達は

目標を達成するための投資

をしてほしい、と願っています。

それは

幸せになることに焦点を合わせた投資です。

となると、

違法でない限り

儲かればなんでもいい

という投資ではなく、

大勢の人達の悩み、問題を、

率先して引き受け、解決し、

その対価として

然るべき利益を得る

というプロセスにこだわってほしい、

と思うのです。

4. 50兆円を築いた男の言葉


問題解決型以外のお金稼ぎ方法は選ばない

となると、単にカネ儲けだけに走るより、

はるかに困難です。

選択肢が限られてくるからです。

投資の究極目標を達成するためには

避けられませんが、

でも、

その困難な過程は非常に素晴らしいもので

あることを保証します。

すぐには経済的に豊かにはなれないと思います。

すぐには結果が出ないでしょう。

意志力が試されると思います。

大変だと思います。

でも。

その過程で色々な素晴らしいものが得られます。

たとえば本当に尊敬できる人間関係だったり、

成長の喜びだったり、

本物の自尊心の回復だったり、

困っている人を励ましたり導いてあげられたり、

そしてもちろん、揺るぎのない経済的基盤も

自分の実力で、しっかりと手に入れられます。

アリババグループを一代で創業し、

その企業価値を50兆円にまでにした

ジャック・マーは、こう言っています。

They never complain.

They always try to solve the problem of the others.

(彼らは文句を言わず、常に他人の問題解決

に励んでいた)

※「彼ら」とは、ビル・ゲイツ、

ウォーレン・バフェットなど

Don’t complain.

Let the other people complain.

(文句は他人に言わせておけばいい)

The opportunity always lies where people complain.

(チャンスはいつだって人々が文句を

言うところにある)

When the other people are successful,

when the other people are happy,

you will be successful.You will be happy.

(周りが喜び、社会が繁栄している時に、

幸せを感じることができる。)

(引用元の動画)
https://youtu.be/JXjdEjYWKn4

5. 無形資産を創るか、無形負債を背負うか


人から必要とされるような人格の人が

投資をすれば

その投資の結果、人から必要とされる

ような世界を作れますし、

人から必要とされないような人格の人が

投資をすれば

人に迷惑をかけるような世界を創ること

でしょう。

どちらのやり方でも大金を稼げます。

であれば、せっかくなら

大勢の人達から

「よくぞやってくれた!」

と思ってもらえるような世界を創る

投資をしたいと思いませんか?

投資とは長距離走で行うものです。

となると、過去の自分の投資経歴そのものが

まるで

無形の資産

となるようなものにすべき

だと思うのです。

すると、後になればなるほど、

投資が有利にラクになっていくと思うのです。

無形資産があるから。

もしも投資経歴が負債となるような活動だと

後になればなるほど大変になっていきます。

なぜなら、過去の行為を隠したりごまかしたり

しながら、トークのみでうまく辻褄を合わせ

ながら投資していかなければならないから

です。

必ず限界がやってくるでしょう。

肉体と精神の衰えとともに。

6. 共に歩みましょう


人から必要とされる考え方を持つこと

人から必要とされる能力を学ぶこと

人から必要とされる投資を行うこと

このステップにこだわってみませんか?

もし少しでも共感していただけたら、

是非とも私達の考えを聞きにきてください!

https://www.rakumachi.jp/infoseminar/?realtorid=9312

最後に、みなさんに調べてほしい言葉が

あります。それは

ESG投資

という言葉です。

それでは皆さまにお会いできるのを楽しみに

しています!

みんなで2019年を最高の年にしていき

ましょうね!